ホーム > 海外におけるBCL活動レポート > 東カリビアン・クルーズ(2017年) カ リ ビ ア ン ク ル ー ズ で 洋 上 D X i n g ! 〜 2 0 1 7 年 1 2 月 〜 ■ 東カリビアン・クルーズ(2017年) 〜 はじめに - 一昨日、ふと思い立って、この年末に向けてまたカリビアンクルーズの家族旅行をポチリました。クルーズは、昨年末に続いてこれで通算6回目。 毎年同じことを書いていますが、駐在(しかも、2回目)は9年目に入っています。通算では16年目。一般的に日本企業の海外駐在員の任期は平均3〜5年といったところでしょうから、それを考えても長い。(-。-; さすがにもうこの先はそれほど長くないでしょうから、近年は「これが、もう最後の年」と思うようにして、とにもかくにも後悔のないよう、今しか出来ないことは事情の許す限り今のうちにやっておくよう心がけています。 昨年から、メキシコシティー、南カリビアンクルーズ、エクアドルとまさに好き放題?やっていますが、日本に戻ったらさすがにこのようなことは出来ませんから、これはこれでいいわけです。(笑) 子供たちもそれぞれ12歳(中1)、8歳(小2)となり、特に上はこれから学校やら部活やら、家族より友達と過ごす機会が多くなるでしょう。自分の頃を思い返してみても、中学から高校ともなるとBCL・DXにのめり込み、さすがに家族旅行はなくなりました。そう考えれば、うちも今年、来年ぐらいまでがいいところです。ますます今しか出来ないことは今やっておこう、と思うようになっています。 アメリカはもともと祝日が少なく、大型連休も、感謝祭(11月)とクリスマス(12月)ぐらいなもの。日本のような、ゴールデンウイークやお盆休み、年末年始の休暇もありません。そこは有休を躊躇なく全消化してメイクアップ?するわけですが(笑)、ただでさえ祝日が少なく大型連休もないうえに有休も代休も殆ど消化できない日本人駐在員は、逆にかなりツライものがあります。(笑) まぁ、1年間ガンバって来た自分へのご褒美に、ということで年末の最終週、思い切って連休を取ることとしました。家族も、4カ月の不便な日本での生活をこなしましたので、そのご褒美でもあります。 年末、ということであれば、北は寒くて現実的ではありませんし、東西の移動は時差を伴って時間がかかり勿体ない、ということで、やはり南 - 効率も考えてやっぱりカリビアン・クルーズだよね、ということになり、あれやこれやコースの検討を始めました。 ここまで気持ちが盛り上がってしまったら、もうダメ。(笑) わたしは即断即決型ですので、このまま一気に突っ走ります。誰も止められる人はいない。(笑) 多くのクルーズ船は、土・日いずれかに出航します。わたしの休暇は12/24の週しか取れないため、消去法で12/23、もしくは12/24の出航船、ということになります。 出航港は、Miami, FL、Ft. Lauderdale, FL、もしくはCape Canaveral, FLです。Jacksonville, FLやCharleston, SC, New Orleans, LAなどもありますが、いずれもメジャーではない。アトランタからクルマで向かうことを考えると、事実上Cape Canaveral, FLが限界です。 カリビアンは東も西も南も行ってしまっているため、出来るだけ未踏地で、という前提で探していると・・・ ありました、ありました!(笑) 12/23(土)にCape Canaveral(フロリダ州)を出航して、Grand Turk(タークス・カイコス諸島)、San Juan(プエルトリコ)、St. Kitts(セントキッツ)を回る、8泊9日の東カリビアンクルーズ。 プエルトリコ、しかもセントキッツというのがまたナイス!です。 DXingのC/H, C/Vという点ではいずれも制覇していますが、実は、前回の東カリビアンクルーズではアンテナ(ALA100MS)が不調で、ペルセウスの総録りに失敗していたりします。そのリベンジもありますので完璧じゃないか、ということで、これで決まり。(笑) いつものようにオンラインで予約を入れて、(ちょっと高いのですが)アンテナ設置用にバルコニー付のステートルームを確保しました。アンテナのことを考えなければバルコニーなしで費用を抑えることも出来るのですが、まぁ、ここだけは譲れないよね、ということで。(笑) 当たり前の話ですが、クルーズ船は、船体の前後が最も揺れます。また、上階より下階の方が揺れる。巨大な船ですから海が荒れていなければそれほどの揺れということはありませんが、それでも揺れは少ない方がいいに決まっています。その意味で、船体の中心部、そして上階がベストポジションということになります。もちろん、その分、値段も張ります。 今回も、家族の船酔いを考慮してベスト・ポジションのステートルームを確保しました。船体中央部分の最上階。支払いも前金のみ完了して、取りあえず確定です。 ということで、まずはこれを目指してまた少しずつ準備を始めるとします。前回は危うく受信機材を没収されそうになりましたので、今回は如何にこれを目立たなくさせるか、です。 そんなことも含めて、事前準備を楽しみたいと思っています。^^ 〔 2017年8月11日(土)記 〕 ■ 2017年12月23日(土) アトランタ → オーランド移動・クルーズ1日目(Cape Canaveral, FL 16:00発) 当地時間04時ジャスト起床でシャワーを浴び、荷物をクルマに積み込んで同04:50、自宅発です。(眠) クリスマス前の週末、ということで少しイヤな予感がアタマを過ぎる一方、この時間なら多分まだ大丈夫だよね、というノー天気な見方も、、、 いつも、空港は行ってみなければ分からず、ナメてかかって焦ることもあれば逆にガラガラで拍子抜け、なんてこともあるわけです。 今日は、前者、、、(-。-; 05:30(EST)の時点で、デ〇タのチェックイン・カウンターは長蛇の列。皆さん、どれだけ朝が早いんだか・・・(-。-; なんて感心している場合ではありませんが、今回もスカイ・プライオリティのレーンに救われました。平民レーンなら完全にアウトだった、、、(危) セキュリティも同様。わたしはCLEARレーンが使えるものの、家族同伴はダメなのでやむなく平民レーンです。偶然、昔の従業員に会ったりしてオドロキましたが、それよりこの長い列は何なんだ、一体? 搭乗口に着いたときには既にゾーン3まで呼ばれていて、いやいや、危ない危ない。あと10分遅れていたらヤバイところでした。(-。-; フライトは、06:55(EST)発のDL1818 - オーランド行です。^^ ↓ 調べてみると、昨夜(アトランタから)シアトルに向かい、レッドアイでまたアトランタに折り返して来た機材のようです。今日はこれからオーランドを往復なんだとか。 わたしは、先月日本に行ったことでデ〇タのステータスがダイヤモンドになりました。いつもプラチナまでは行くものの、米国内をチマチマ飛んでいるレベルではこれが限界。アジアを4, 5回往復しても、近年はチケットの金額まで加味されるため、やっぱりビジネスで飛ばないとなかなかダイヤモンドには上がれません。来年はダイヤモンドなので、いろいろな点で移動がラクになりそうです。^^ アトランタからオーランドまで、実飛行時間は1時間6分と出ています。クルマで行ったら何だかんだと6, 7時間かかりますから、やっぱり飛行機はすごい。それでも、アトランタからだとクルマで行く人の方が多いかナ。今回は家族全員、マイレージ利用のタダ乗り航空券です。^^ オーランド国際空港からは、クルーズ船社のバスでケープカナベラルへ。40分ほどのドライブ。 クルーズ船が見えて来ましたー ^^ ↓ セキュリティを抜け、チェックインも無事、完了。いよいよ乗船です。^^ ↓ ということで、これから出航 〜 「Norwegian 〇〇」。〇〇は・・・何だったかな?(笑) 結構大きい船ですねえ。^^ ↓ 通称・ネズミクルーズ(ディズニー)。って、わたしが勝手にそう呼んでいるだけですが。(笑) (アメリカに赴任したばかりの)新米日本人駐在員ファミリーがよく乗る船です。無駄に高いだけで、一体何がいいのかまったく不明。 ネズミとその仲間たちのショー見て、何がそんなに面白いのか? 着ぐるみの中のオッサンを見たら、これがどこまでバカバカしいことか、、、(お姉さんならまだいいけど(笑)) ↓ Norwegian とネズミ船。 ↓ 外洋 = 大西洋が見えて来ましたー ^^ ↓ 西方の彼方に、どんどんアメリカが遠ざかって行きます。。。 ↓ ということで、表向き → 家族サービス、その実 → 洋上受信クルーズの始まりです。 よーし、思う存分やるぞー! ^^ ^^ ^^ ■ 2017年12月24日(日) クルーズ2日目(終日、洋上) クルーズ、2日目。^^ 本日は終日、洋上です。明日、朝 Grand Turk に到着するまで船内で過ごします。 昨夜、受信機材一式をセットアップしました。取りあえず、ペルセウス1台分。^^ 早速ワッチを開始するも、中波帯はこれまで経験したことのない強力なインバーター・ノイズで壊滅状態。ちびまる子ちゃんのおじいちゃんよろしく顔に3本の縦線が入り青ざめましたが、程なくして「犯人」を特定です。 何と!部屋のライト(室内灯)でした。(笑) スイッチを切ればノイズはなくなることを突き止め、取りあえず一件落着。ここまで来てノイズでは、タマりません。(-。-; 深夜、家族が寝静まってからの暗闇ワッチ用にポータブルの充電式LEDライト(ランタンのようなもの)を持参しており、これで全く事足ります。一方で、わたしがワッチに興じている最中、家族は室内の電気をつけられない、という問題?が発生。まぁ、大したことじゃないか。(笑) 午前中は、のんびり。^^ 子供たちは、カフェテリア(ラウンジ)のパブリック・スペースでお勉強。わたしは、少しだけ仕事しながらネットサーフィンしたり、ホームページを更新したり。 今回はサテライトのインターネットに接続しており、スピードはそれほど速くありませんが、メールをチェックするレベルなら不自由しません。 仕事のメールが入って来るのは、いいんだか悪いんだか。こういうときぐらい俗世を完全にシャットアウトして無の世界?に浸りたいところですが、、、(-。-; (-。-; (-。-; うちの家族のすぐ隣に、アジアの大国(←人口の多さだけ)の乗客が総勢11名ほど、どこからか湧いて来ました。朝食後、歌うわ踊るわのドンチャン騒ぎ。大声で喋るわ、歓声を上げるわ、タイヘンなことになっています。周囲の目もお構いナシで、完全に無法地帯と化しました。 朝と昼は(ビュッフェ形式なので)好きなモノを好きなだけ取れるわけですが、食べきれないほどの食べ物を山盛り取って来て、容赦なく残す。何なんだ、一体? 残すなら取るなよ!(怒) 近くにいて同じ仲間と思われるのは困るので早々に席を離れましたが、ホント、あのマナーの悪さは何とかして欲しいところ。何様と思っているんだ? って、多分、何様とも思っていないんだろうけど。。。(諦) 午後は、子供たちのプール監視員。って、プールサイドで寝ていただけだけど。(笑) ↓ ウォーター・スライダーに飽きたら、また別のプール。。。(>_<) 部屋では、ペルセウスくんがせっせと総録りに励んでくれています。バルコニーのアンテナも大活躍。日中でも結構あちこちの局が入ります。やっばり洋上はすごい! ↓ ちょっと目立ちすぎ? ブラックリストに載っている可能性もあるので、今回は控えめにしたつもりだけど、、、(-。-; ↓ 今夜はステーキ。意外とソースが美味しくて、完食 〜 ↓ 夜はさすがにプールも空いていますね。^^ ↓ 船内にSushi Barを発見。「Bonsai Sushi」か、、、(行かないけど) ↓ そう言われてみれば、今日はクリスマス・イブ。だからどうした、ということもないのですが。 ↓ 夜食後、シアターでショーを鑑賞。深い眠りから目覚めたら、ちょうどクライマックス。(笑) ↓ ということで、今夜もペルセウスくん2台態勢で「総録り」しながら休みます。 その場で聴かなくても、こうしてゴッソリ持ち帰れるのがSDRのいいところ。発明した人、表彰してあげたい。(笑) だから現場ではなかなか集中力が続かない、という問題?もあるんだけど。。。(>_<) ■ 2017年12月25日(月) クルーズ3日目(Grand Turk 09:00着 / 17:00発) クルーズ、3日目 - 大西洋上で迎えるクリスマス、です。(笑) もう、完全に曜日の感覚はなくなりました。(-。-; 月曜で日本からいろいろメールが入っていますが、取りあえず一刻を争うようなモノはないようです。引き続き、束の間の非日常を楽しむこととしましょう。^^ 船内時間09時、予定通り Grand Turk(タークス・カイコス諸島)に到着しました。^^ ↓ のんびり朝食を済ませて、下船。隣には、前々回(2013年11月)、西カリビアン・クルーズでお世話になった Carnival Glory が停泊していました。およそ4年振りの再会。^^ 写真ではあまりよく分からないかも知れませんが、近くで見るとかなり壮観です。 でも、もっと大きな船はちゃんとあって、ロイヤル・カリビアンのオアシス級はこれより一回り、いや、二回りデカイ。いつか乗りたい!と思いつつ、これまで、なかなか乗る機会に恵まれないのですが、、、(-。-; ↓ お約束の免税店。 タバコは全く吸わないのでよく分からんのですが、これ、すごいなぁ。しかし、ここまでネガティブな注意書きがしてある売り物って、多分タバコ以外にはないでしょう。(笑) 吸う人が健康を害するのは自業自得だと思うけど、間接喫煙で周囲の人まで迷惑をかけるのはやめて欲しいね。 それにしても、ここまで大々的に「Smoking kills」とか「Smoking seriously harms you and others around you」と謳って売っているんだから、買う方も買う方だと思うけど、売る方も売る方だ。(呆) どちらも愚か、としか言いようがない。 ↓ タークス・カイコス諸島 - そう、取りあえず英国領です。^^ ↓ Grand Turk それ自体は、船が2隻停泊できるだけの小さな港 - クルーズ船会社が所有するプライベート・ポートです。 降りてすぐビーチ、というのはナイス 〜 ^^ ↓ クルーズ船のこんなすぐ近くで泳げるって、すごいなー 間違って座礁とかしないんだろうか、、、(なんて余計なコトを心配) ↓ 海は透明度抜群で、ホント、キレイ。波も殆どなく子供たちは大喜び。魚もいたりして、ちょっとしたダイビング気分です。(笑) こんなに穏やかで遠浅の海も珍しいのでわ? ↓ およそ5時間みっちり泳いだ後、午後、ヘロヘロになって船に戻りました。(疲) ↓ 今日も、カリブ海の西に太陽が沈んで行きます。とても楽しい1日でした、、、 ^^ ↓ 船内時間17時、定刻通り Grand Turk を出航。隣に停泊していたCarnival Gloryもこの後すぐ出航です。またどこかで会えるかな? ^^ ↓ 朝から夕方までみっちり泳いで、さすがにヘロヘロになりました。これは厳しい、、、(-。-; 夜、バルコニーに出てFMをワッチすると、サンチアゴ(ドミニカ共和国)の局がいくつか入感しています。遮るものは何もない海上ですから、電波もよく飛ぶんでしょう。 今やオンラインでいくらでも聴けるわけで、ここまで来てワッチすることについて何の意味があるのかと言われれば確かにその通り、ですが、それを言っちゃ・・・(笑) 自己満足の世界なので、そんなことはどうでもいいわけです。^^ ■ 2017年12月26日(火) クルーズ4日目(終日、洋上) 早いもので、クルーズ、4日目。^^ 本日は終日、海上。ちょうどプエルトリコの沖合を並走するカタチで大西洋を順調に東へ進んでいます。^^ 船内時間08時ちょっと過ぎ、このあたりを航行中 〜 ↓ この時間、中波ではプエルトリコ各局がガンガンに入感しています。 また、英領バージン諸島のVBZI Radio(780kHz)も、まだ弱いながらも入って来ました。これから、どんどん強くなって来ることでしょう。^^ ↓ 今回は、2日かけてGrand Turk(タークス・カンコス諸島)、さらに2日かけて最遠のSt. Kitt, WI(セントクリストファー・ネービス)まで一気に至り、その後は折り返して、ほぼ同じようなコースでSan Juan, PR(プエルトリコ)、Amber Cove(ドミニカ共和国)と各駅停車で立ち寄りながらケープ・カナベラル(フロリダ州)まで戻る、というコースです。 わたしの部屋は進行方向右側のため、このコースだと、折り返し前にワッチしておいた方が良さそうです。帰りは南米方面が船体の反対側に来ますので、どちらかと言うと不利な条件になると思われます。 ということで、最遠の St. Kitts に至る今夜から明日にかけて、そして St. Kitts 停泊中の明日あたりがクライマックス、ということになるでしょう。 深夜から早朝にかけて、ペルセウス×2台態勢でワッチしていました。1台は中波帯の「総録り」用。そしてもう1台はリアルタイム・ワッチ用です。^^ ↓ ペルセウスくんによる「総録り」はとにかく便利な半面、中波帯を丸ごと持って帰れるという安心感?も手伝って、どうも集中力が長く続きません。(-。-; 「そのとき聴かなくても大丈夫」、「後でゆっくり聴けばいいや」と思ったら、もうダメ。後回しにして聴かなかった、せっかくの受信ファイルがお蔵入りになった、というのは、過去のクルーズが物語っています。 いくら「偽装」家族サービスとはいえ、日中はなかなか家族の目を盗んでワッチ、というわけにも行かず。 うーむ、、、(-。-; 日中、Santiago de los Caballeros(ドミニカ共和国)のFM局がガンガンに入感していました。遮るものが何ひとつない洋上なので、電波も遠くまで飛びます。^^ ↓ バルコニーには怪しいアンテナが、、、(笑) ↓ 遠くで雨が降っているのがよく分かります。 ↓ 夜食のステーキ。ちょっとレアすぎたかな、、、 ↓ ということで、夜も「総録り」です。ここからがクライマックス! ^^ ■ 2017年12月27日(水) クルーズ5日目(St. Kitts, WI 07:00着 / 17:00発) クルーズ、5日目 - もはや、曜日の感覚は全くありません。(笑) 船内時間07時ちょっと過ぎ、起床。船は、定刻通り St. Kitts に到着しました。^^ ↓ いやぁ、ホント遠くまで来たものです。^^ ↓ 目の前にはセント・キッツの島が広がっています。意外と高い山があります。セント・キッツは、カリブの中では最も古い英国の元植民地だそうです。 ↓ 首都・バセテール(Basseterre)- 先客のクルーズ船が2隻、停泊しています。^^ ・・・と、ここで予期せず船内放送が入りました。今日は悪天候で波が高くバセテールに入港出来ないため、セントキッツ寄港は断念します、このままゆっくりSan Juan(プエルトリコ)に向かいます、と。 えーーーーーっ、そんなぁ、、、 先客はいるのに??? (>_<) ↓ これはヤバイぞ、ということで、大急ぎでFM帯をチェック。少なくとも、モントセラト(Montserrat)を録らず帰ることは出来ません。 不幸中の幸い?で、R.Montserrat(95.5MHz)を強力に受信 - 録音にも成功でC/Hをゲットです! 久しぶりの新カントリー! ^o^ ^o^ ^o^ ^o^ ^o^ ↓ セントキッツは雲がかかっていて、雨も降っているようです。こうして見ると周囲は晴れ渡っているものの寄港地だけが悪天候、という悲劇。。。 ↓ うーん・・・確かに思いっきり雨降りですね。(>_<) 周囲はこんなに晴れているんだからもう少し待ってみてもいいんじゃね?と思うのですが、ここまで来て(寄港せず)折り返しとわ、、、(-。-; (-。-; (-。-; ということで、Grand Turk を発って丸2日、船内で過ごすこととなりました。(-。-; プールがあったりエンターテイメントもありますので退屈はしないのですが、セントキッツはせっかく楽しみにしていただけに、残念、、、(-。-; まぁ、It is what it is といったところでしょう。(-。-; (-。-; (-。-; ■ 2017年12月28日(木) クルーズ6日目(San Juan, PR 07:00着 / 15:00発) クルーズ、6日目 - 船内時間07時、無事 San Juan(プエルトリコ)に到着しました。^^ いい天気・・・と思ったら突然スコールのような雨(というか、完全にスコールだな、こりゃ)がザーッと降って来たり、何だかよく分からない天気です。(-。-; ものすごい湿気なのは、この時期、カリブのお約束。(笑) これまで(仕事で)サテライトの船内インターネットに繋いでいますが、アクセスが集中する日中はとにかくスピードが遅く、ようやくメールの送受信が出来るレベル。あまり実用的ではありません。(-。-; プエルトリコは(米国領なので)フツーにアメリカのケータイやポケットWi-fiが使えます。やっと、これまで書き溜めていたホームページや写真のアップが可能となりました。こりゃいいワー ペルセウスくんは、昨夜からフル回転で「総録り」に励んでくれています。こんなに録って、後で聴き返す時間はあるんだろうか、、、(笑) ということで、本日も始動です。^^ 朝食後、下船 - はじめてプエルトリコに上陸、です。^^ 隣には、ロイヤル・カリビアンの「Freedom of the Seas」が停泊していました。新婚旅行で乗った「Explorer of the Sea」とちょうど同じぐらいかな。 って、15年前かぁ。。。(>_<) ↓ San Juanのお土産屋さん - 行く先々で記念にマグネットを買うものだから、うちの冷蔵庫はマグネットだらけ〜 (笑) ↓ コロンブス像。カリブの島に行くと、あちこちでコロンブスに出逢います。カリブではないけど、キト(エクアドル)でも見たような、、、 ↓ おっ、何やら要塞が見えて来ました。^^ が、(勉強不足で)何だかよく分かりません。取りあえず、行ってみることにしましょう。^^ ↓ なるほど、Castillo San Cristobal ですね。(← 知ったかぶりー ^^) ↓ 大人7ドル、子供は無料。14ドル支払って中に入りました。。San Juan の街並みが一望出来ます。^^ ↓ 先ほどの「Freedom of the Sea」- クルーズシップ・ターミナルからは徒歩圏内。^^ ↓ ズームアップ - さっきのコロンブス像。 ↓ プエルトリコはアメリカの自治連邦区 - 旗が靡いています。アメリカ、というより、スペインの色がかなり濃く残っている印象を受けます。言葉(スペイン語)にしても、人々にしても、建物にしても。 将来的にもアメリカの本州になるのは、チト厳しいような、、、 ↓ 石畳の路地。何となく雰囲気あるなぁ、、、と思い1枚。^^ ↓ こういう原色系の外壁は何ともヨーロッパ・チック。アメリカ、って感じではないね。 ↓ 立派な建物。「・・・Universidad」とありますので大学ですね。^^ ↓ キト(エクアドル)の旧市街もこんな感じだったなぁ、、、 ↓ クルマのタグ(日本語で言うところのナンバー・プレート)。モーロ要塞が描かれています。^^ ↓ 出航時間が迫って来たので、クルーズシップ・ポートに戻って来ました。^^ ↓ ということで、船内時間15時、定刻通りSan Juanを出航 〜 ↓ もう少し時間があったらもっとSan Juanの街を見て回れたんでしょうが、今回は(小さな子連れということもあり)こんなものか。 さよならプエルトリコ、また来る日まで、、、^^ ↓ San Juan が遠ざかって行きます。先ほど行ったCastillo San Cristobal の要塞が見えます、、、 ↓ 次の寄港地・Amber Cove(ドミニカ共和国)に向けて、引き続き、西に進路を取ります。^^ ということで6日目が終わり、残すところ、あと3日となりました。すっかり日付と時間の感覚がなくなっており、早いんだか遅いんだか、、、 夜は、ショート・リブ。どうしても肉系の食事ばかりですが意外と飽きなくて、毎日食べてばかり。こりゃヤバイね。。。(-。-; これ以上このグータラ生活を続けていたら、社会復帰出来なくなりそうだナ、、、(-。-; (-。-; (-。-; ■ 2017年12月29日(金) クルーズ7日目(Amber Cove, Dominican Republic 07:00着 / 15:00発) クルーズ、7日目 - 楽しかった船旅も、今日と明日、実質あと2日を残すのみとなりました。(-。-; 船内時間07時、予定通りドミニカ共和国のAmber Coveに到着。ドミニカ、の名前がつく国は世界に2つあって、ひとつはこのドミニカ共和国、そしてもうひとつはドミニカ国 - 全くのベツモノです。^^ Amber Cove。 ↓ ドミニカ共和国 = スペイン語圏なのに「Amber Cove」= 英語ってちょっとヘンだよね、と思った方はなかなか鋭い。そう、Amber Cove はクルーズ船会社が所有するプライベート・ポートで、取りあえずGoogle Map にも載ってはいますが、実際に地元の人たちが住んでいるところではありません。 クルーズ船が立ち寄るときだけ何千人もの乗客で賑わう → 船が出てしまうと閑散とする、という典型的なクルーズシップ・ポート。ロイヤル・カリビアンのLabadee(ハイチ)とか、ディズニーも沢山のプライベート・スポットを所有しています。 実は、昨年も南カリビアン・クルーズでキュラソーやアルバに行く途中で立ち寄っています。ちょうど1年振り。まさか、また翌年に来るなんて思いもしませんでした。(笑) ↓ 昨年はイルカと戯れるエクスカーションに参加しましたが、今回は子供たちのリクエストでプール。^^ ここまで来てわざわざプールなんて入らなくてもいいんじゃね?と思うんですが、まぁ、安上がりでいいか。(笑) 「偽装」家族旅行、ということで?お付き合い。(笑) ↓ 船内時間15時ジャスト、出航。 アディオス、ドミニカ共和国、また来る日まで。(また来るのかー!?) ということで、これから往路と同じようなコースで一路ケープ・カナベラルまで戻ります。^^ バルコニーに設置した、怪しいアンテナ(ALA100MS)。 これを外に出すため「だけ」の目的で、わざわざ高いバルコニー付の部屋にしています。バルコニーなしとか、窓ナシの部屋ならもっと安上がりなのに、、、(← 奥方談) 取りあえず、(塩害対策として)アンプ部分はビニール袋でしっかりプロテクトしています。(笑) ↓ 寄港地で外に出ると、下から船を見上げて子供たちが「あ、パパのアンテナだー!」とか叫んでかなり恥ずかしいのですが。(笑) って、日本人は恐らく乗っていないと思うので、別に気にすることもないんですが。(笑) ↓ 船は、一般的に下の階より上の階の方が揺れも少なく快適です。また、船体中央のあたりが最も揺れが少ない。 その分値段も張るわけですが、まぁ、揺れない方がいいよね、ということで8階に部屋を取ったら、9階にあるカフェテリアの出っ張り部分が思いのほかジャマして、結果としてアンテナがかなり奥まったところに設置されることとなってしまいました。 このため、今回、短波は全くダメ。うーん、そこまでは考えなかった。。。(>_<) ↓ 部屋の室内灯がモーレツなインバーター・ノイズを撒き散らしたり想定外のこともありましたが、しかし、今回は中波を中心にかなり「総録り」が出来ました。 これから受信ファイルの解析が楽しみです。^^ ■ 2017年12月30日(土) クルーズ8日目(終日、洋上) クルーズ、8日目。 明日は朝ケープ・カナベラルに着いてすぐ下船ですから、実質的に今日が最終日です。 振り返ってみればアッという間ですが、もう1週間以上も船上で過ごしているわけで、こんな非日常の時間はそうそうあるものでもありません。 クルーズは、出航前に有事の際の避難方法について全乗客が一堂に集められて30分ほどの説明を受ける以外、船内での過ごし方について何ひとつ制約はナシ。部屋にこもってラジオ聴くもよし、プールサイドでのんびりするもよし、カフェテリィアで好きなだけ食いまくるもよし・・・ 好きなことを好きなだけ出来る、という点で、これ以上ない極楽の非日常な時間です。 船内時間07時少し前、起床 - 船はバハマ沖を北西に進んでいます。^^ ↓ 行きに来たコースを概ねそのまま折り返すような感じ、ですね。^^ ↓ 今日もいい天気です。セントキッツは残念でしたが、今回も全行程いい天気に恵まれました。^^ ↓ ここまで来ると、バハマのThe National Voice of the Bahamas - ZNS3-Freeport(1540kHz)がガンガンに入感しています。まだそれほど強くないZNS1-Nassau(810kHz)もこれから上昇して来ることでしょう。 キューバに沿って並走しており、日中もキューバ各局は良好に入感しています。これから午後にかけて、最後の「総録り」を続けることとしましょう。^^ ということで、今回のクルーズの全日程を終了しました。(-。-; 午後、洋上受信セットをすべて解体 - バルコニーのアンテナも撤収して明日の下船準備です。まぁ、スーツケースに突っ込むだけですから大した作業ではないのですが。(笑) 子供たちの監視員をしながら、プールサイドで人間ウォッチングをしていました。クルーズは、クルーも乗客もいろいろな国の人々がいて、何気に観察しているとホント面白い。 クルーは、インドネシア、フィリピン、そしてタイの3カ国で7割ぐらいを占めているようです。中でもインドネシアの方が異様に多いのはなぜだろう? 1回の契約は7ヵ月で、その後、3ヵ月の休暇が与えられるんだとか。スーパーバイザーがあちこちで監視の目を光らせているようで、サボっているクルーは見たことがありません。 クルーズ船で働くって一見楽しそうですが、いやいやとんでもない。一度乗ったら7ヵ月ずっと洋上、しかも朝から晩まで殆ど休みなく12時間勤務ですから相当な重労働です。日本人のクルーはいないとのことですが、まぁ、そりゃそうでしょう。軟弱な日本人、しかも英語が喋れない人たちにはとても務まりません。 乗客は、とにもかくにも食べ残しが多い。子供の教育上良くありません。うちは、出されてどうしても口に合わず食べられないモノ以外の食べ残しは禁じ、自分で取ったモノは絶対に残さない、食べられないモノは取らない、を徹底させました。当然のことだと思うんですが、そんなこと言っている親はそう多くなかった様子。と言うか、親の方がひどいケースも多々、、、(>_<) 食べきれないほど取って、何も気にせず残す。特に中〇人はひどい。あなた方に罪悪感はないのか?と言いたい。(ないだろうけど) 今回も、クルーの方々にはたいへんお世話になりました。ただ、わたしも奥方も、どうも「7ヵ月も船上の生活なんてタイヘンだなぁ」とか「この人たちにも家族や子供がいるだろうに」とか、どうも余計なコトを考えてしまってダメ。ちゃんと払うものは払っているんだから、と割り切れればいいんでしょうがそれでもダメ。朝から晩まで延々とピザだけ焼いている方がいたり、ハウスキーピングで終日ベッドメーキングだけしている人がいたり、、、どうも気の毒になってしまってイケません。 と、他人様に同情している場合ではなく、わたしもまた来週から日常の生活に戻ってタイヘンです。そういう意味では、わたしの仕事も彼らの仕事も同じようなものか。 なんてどうでもいいことをバケーションに来てまで考えてしまうところに、非日常に徹しきれない自分がいて苦笑するわけです。奥方もそう。 やれやれ、、、 最後の夕食 - 今日は何にしましょう? ^^ ↓ 少し迷った結果、スペアリブ。今夜も結局、肉系になってしまった、、、(>_<) でも、美味しかったのでいいかー (笑) ↓ 夜、「強風のため最高航行速度に制限が入り、明日のポートカナベラル到着は2時間ほど遅れる見込み」との船内放送が入りました。あーれー 過去5回のクルーズは(いずれも朝08時到着予定のところ)かなり余裕を持って着いていたので、こんなこともあるんだなぁ・・・と。クルーズ船の遅延って、個人的にははじめてです。 オーランドからのアトランタ行フライトは午後なので多分大丈夫とは思いますが、少しタイトになりました。下船と入国審査、そしてバス移動がスムーズに行くことを祈りつつ、、=p1 ■ 2017年12月31日(日) クルーズ9日目(Cape Canaveral, FL 10:00着)オーランド → アトランタ移動 クルーズ、9日目(最終日)。 船内時間07時少し前、目が覚めると船はまだ薄暗い大西洋上を北西に航行中です。^^ ↓ 出航地のケープ・カナベラル(フロリダ州)にかなり近づいて来ました。^^ ↓ 本来は当地時間08時の到着ですが、強風でスピード制限が入ったとのことで、2時間ほど遅延が生じているようです。到着予定時刻は10:00(EST)と出ています。 クルーズ船が遅れるなんてはじめてですが、取りあえずフライトは余裕を持って午後にしておいてよかった。家族4人ともマイレージ利用のタダ乗り航空券なので変更やキャンセルは利かず、所定のフライトに乗れないとかなり厄介なコトになります。(笑) まぁ、船内で過ごす時間が半日増えてラッキー!とポジティブに?考えることとしましょう。(笑) それでは、本日も始動です。^^ ということで、(到着が遅れたため)思いがけず船内でのんびりの朝食となりました。ラッキー!^^ いつもオムレツを作ってくれた、クルーのシェフたち。たいへんお世話になりました。m(_ _)m ↓ 留学時代、ドミトリー(学生寮)のカフェテリアでよく食べました。シンプルなチーズ・オムレツ。 クルーズに来ると、こうして久しぶりにいただきます。今回も美味しかった。。。^^ ↓ 当地時間朝10時 - ケープ・カナベラルに戻って来ました。カモメさんがお出迎え。^^ ↓ 遠くにロイヤル・カリビアンの船が停泊しています。かなりデカイぞ。オアシス級かな? ↓ 間もなく下船 〜 米本土のインターネットに繋がってから、日本のKiwiSDRに繋いで、NHKラジオ第一放送で紅白を聴いていました。ケープ・カナベラル到着と時を同じくして、日本はちょうど新年。こちらは、大晦日という感じは全くしません。(笑) これから入国審査 - バスでオーランド国際空港まで移動して、午後発のフライトでアトランタに戻ります。^^ 船は、ケープ・カナベラル港に当地時間10時ジャスト到着。下船は同10時半よりスタートしましたが、上階の私たちは同12時頃までカフェテリアで時間を潰すこととなりました。 フロアごとにオッケーのアナウンスが入り、それに従って船を降ります。前夜に預けておいたスーツケースはエリアごとに分類されており、これをピックアップして入国審査 兼 税関をスルー。目視でパスポートをチェックするだけの簡易検査なので楽勝です。 オーランド国際空港までは、事前に予約しておいたバスで移動。アメリカながら、この辺の段取りは意外とスムーズです。(笑) フライトは、15:20(EST)発のDL72 - アトランタを経由してアムステルダム(オランダ)まで行く国際線です。今回も、家族全員マイレージ利用のタダ乗り〜 (笑) ↓ 実飛行時間は1時間ちょっとですから、いやぁ、やはり飛行機はラクチンです。クルーズの後、オーランドから6, 7時間運転してアトランタまで戻るのはチト厳しいものがあります。(笑) ↓ 今年も、デ〇タにはたいへんお世話になりました。夕方、無事アトランタ空港着。^^ 《 参 考 》 移動運用必需品リスト 〜 移動運用必需品リスト 〜 洋上受信(クルーズ)編
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