ホーム ペルセウス(PERSEUS)SDR受信機 > 導入の個人的記録 (1)


ペ ル セ ウ ス ( P E R S E U S ) S D R 受 信 機 導 入 の 個 人 的 記 録 ( 1 )

は  じ  め  に


■ はじめに -

アクティブなBCL・DXerの間で、ペルセウス(PERSEUS)という名の受信機が話題となっています。

SDR(Software Defined Radio)。ソフトウェア・ラジオ、ソフトウェア受信機、と言われるものです。

まだ実物を見たことはありませんが、検索サイトから辿り着いたホームページをハシゴするうち、確かに従来の受信機にはない、全く新しい概念、斬新な機能を多数兼ね備えた受信機である(らしい)ことが分かって来ました。

そして、日本はじめ世界中のアクティブなBCL・DXerたちが、既にこれを駆使して日々素晴らしい受信成果を挙げておられることも、、、

自分の場合はまだ家族に小さな子供がおり、ペディションなどに持ち込んで珍局・難局を一網打尽に、といったコトまではとても出来そうにありません。

しかし、同機の「帯域記録機能」はとても魅力的に映ります。これは、単なる「録音」ではなく、最大1600kHzという帯域幅を「総録り」してしまうというものです。

平日は夜遅くまで仕事、休日も子育てに追われる現状にあって、自由時間の確保は困難を極めています。また、歳を取ったせいか?深夜から早朝にかけてのワッチも年々億劫になって来ました。

これがあれば、いつでも好きな時間にターゲットの周波数帯を「総録り」して都合のいいとき聴き直す、なんてことも出来そうです。

「パソコンでラジオ聴くなら、ネット放送と変わらないじゃないの」と思ったこともありますが、すぐ、これは大きな誤解であることに気づきました。ネット放送が回線(インターネット)を通じて届くのに対して、ペルセウスは、実際に電波(長波・中波・短波)を「受信」しています。パソコンは信号処理とその操作に使用するだけですから、この点は全く性格が異なります。

恐らく多くのBCL・DXerがそうなのだろうと思いますが、やはり、地球の裏側、数千キロもの距離を旅して来た電波を自分自身でキャッチすることに、言いようもないロマンを感じています。パソコン画面と睨めっこしながらのワッチに違和感があるのは事実ですが、実際に電波を受信しているわけですから、あとは考え方の問題、そして「慣れ」だけのような気もします。

この新しい受信機、何だか急に欲しくなって来ました。。。 ^^

《 2008.12.27 記 》

導入の個人的記録 (2) ~ 「価格調査・発注」に進む





 
© 1998- ATLANTA DX ONLINE by AR7030PLUS - ALL RIGHTS RESERVED