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> ペルセウス(PERSEUS)SDR受信機導入の個人的記録 (10)
ペ ル セ ウ ス ( P E R S E U S ) S D R 受 信 機 導 入 の 個 人 的 記 録 ( 1 0 ) Windows 8.1 (64bit版)でペルセウスを運用する 〜 イ ン ス ト ー ル 苦 労 編 ( 笑 ) 〜 これまで長らく愛用して来たモバイルPC(SONY VAIO VGN-TZ73B・2008年夏購入)は、内臓HDDが80GB。不要ソフトを削除しまくっても空き容量は僅か40GB程度、しかもメモリは2GBとあって、ペルセウスの運用にはやや厳しいものがありました。 普通にワッチしている分には問題ないのですが、洋上受信などで中波帯全体を総録りしようとすると、プツプツと音飛びが発生します。複数のソフトを同時に立ち上げると、突然フリーズすることも。 もともとペルセウスの使用を想定して導入したPCではありませんから仕方ないのですが、いつもストレスを感じていました。 そんなこともあり、2014年1月、香港・中国出張で日本に立ち寄った際、PCを新調することとしました。またまたSONYのVAIO(SVP1321A2J・2013年冬モデル)です。(笑) 余談ですが、VAIOはこれで・・・かれこれ6台目(6代目)です。1997年(だったかな)にはじめて買った、薄ブルーグレーの初代ノート(Win 95)、タワー(XP)、前述のモバイル(Vista)、オールインワン(Vista)、家内用(Win 7)、そして今回(Win 8.1)と、ソニーさんにはたいへんお世話になっています。そこに突如飛び込んで来た、同社のパソコン事業売却のニュース。VAIOのブランドそのものは今後も別会社に引き継がれるとのことですが、「SONYのVAIO」としては今春モデルが最後とのこと - まったく淋しい限りです。(>_<) 新PC - OSはWindows 8.1(64bit版)、メモリは8GB積んでいます。 しかし、これがまた不慣れの身には使いにくい。これから慣れて来るのでしょうが、はじめてでもあまり違和感なく使えたWindows 7以前のOSとは違い、Windows 8.1(と言うか、Windows 8)はかなり面喰らいます。「スタート」ボタンがなくなり、コントロールパネルはじめ目的の画面まで行く着くにも無駄に時間を要します。(>_<) ペルセウスをこのウィンドウズ8.1で稼働させるべく、Microtelecom社のHPから専用ソフトとドライバーをダウンロードしました。2014年2月現在、バージョンとしてはVer4.1cまで出ていますが、同社HPでオフィシャルにリリースされている最新版はVer4.1aです。 ダウンロードしたペルセウスの専用ソフトを解凍し、フォルダごとCドライブ(ローカルディスク (C:))のProgram Files下に置きました。また、ドライバーソフトは取りあえずデスクトップ上です。 で、ペルセウスを付属のUSBケーブルでPCに接続します。しかし、(わたしのPCでは)特に何も反応がありません。ソフトを立ち上げても「ハード(ペルセウス本体)を認識しません」という英語のメッセージが出るのみ。デモ・モードとなり、試用期間60日しか使えませんよ、という但し書きが出て以降、毎日カウントダウンが始まります。(>_<) まぁ、こんなものです。(笑) ネットでいろいろ調べたところ、まず、こちらのブログに辿り着きました。なるほど、ペルセウスのドライバー(perseus_winusb.inf)はWindows 8.1の64bit版に対応していない、とのこと。更に、インストールするためにはデジタル署名を強制的に無効にする必要があるようです。 で、これまた調べているうち、こちらのサイトに行き着きました。 完全にわたしの知識の範囲外ですので、以下、言われるがままやってみます。(笑) 1. Shitキーを押したまま「電源」をクリックし「再起動」を選択すると、再起動時に「オプションの選択」画面が表示されます。 2. 「オプションの選択」画面から「トラブルシューティング」 → 「詳細オプション」 → 「スタートアップ設定」 → 「再起動」と進みます。再起動後、「7. ドライバー署名の強制を無効にする」をクリック。 どうやら、これにより、Windows 8.1がドライバー署名なしでも受け付けるようにする、ということでしょうか(多分)。 で、ここからは従来と同じ作業。デバイス・マネージャからドライバーソフトをインストールします。 流れとしては、Windowsキー + C → 「設定」 → 「コントロールパネル」 → 「ハードウェアとサウンド」 → 「デバイス・マネージャ」 → ここでペルセウスの「不明なデバイス」を選択して、ドライバーソフトをインストール - という手順です。 まず、Windowsキーと「C」を同時に押します。デスクトップの右側にメニューが出たら、一番下の「設定」をクリック。^^ ↓ すると、右側のメニューはこのようになります。ここで、「コントロールパネル」をクリック。 ↓ 「コントロールパネル」を開いたら、「ハードウェアとサウンド」をクリック。 ↓ 「ハードウェアとサウンド」が開いたら、「デバイス・マネージャー」をクリック。 ↓ ここで、ペルセウスの「不明なデバイス」を選択してドライバーソフトをインストールします。 「ドライバー署名の強制を無効にする」の前はこの先を受け付けてもらえなかったのが、これによりドライバーソフトのインストールに成功 - そして、これでようやくPCがペルセウスを仲間として認識するようになりました。 ソフトを立ち上げると、ようやく起動成功 - ラジオの音が流れて来ました。 めでたし、めでたし。^^ 〔 2014年2月9日(日) 記 〕
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