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ペ ル セ ウ ス ( P E R S E U S ) S D R 受 信 機 導 入 の 個 人 的 記 録 ( 2 )

価 格 調 査 ~ 発 注


■ 価格調査~発注 -

さてさて、どこで買いましょう?

・・・って、もう、すっかり買う気になっています。(笑)

「ペルセルス」は、イタリア・Microtelecom社の製品です。そう、MADE IN ITALY。^^

(同じ商品なら)出来るだけ安く手に入れたい、と考えるのはごく自然です。

さすがに「価格コム」には出て来ませんから(笑)、自分であちこちネットを探し回って値段を比較することになります。

Microtelecom社のホームページに、各国のディストリビューター(販売代理店)が掲載されていました。

なるほど、日本ではAOR((株)エーオーアール)が販売代理店なんですね。

価格は136,290円(税込)とあります。あ、これは「標準小売価格」です。実売価格はこれより安くなります。こちらが同社の直販サイトですね。

他にもネットで調べてみると・・・日本では、アペックスラジオ関門ハムセンターなど、ネット専門ショップを含むいくつかの販売店がヒットしました。

1ドル90円台前半という昨今の円高(ドル安)にあって、輸入品は、以前に比べてかなり割安となっています。

現在、ユーロも120円台まで下落。米ドルほどではありませんが、それでも相当なお得感があります。

個人輸入につきものの固有リスクや輸入諸費用まで考慮する必要はありますが、それでも、比較してみる価値は十分ありそうです。

ということで、各国の販売価格についても調べてみました。(=2008年12月末現在)

WoodBoxRadio(イタリア)
本体687.50ユーロ+送料92.00ユーロ → 97,437円
輸送方法はDHL。別途、関税がかかる可能性あり。

SSB Electronic(ドイツ)
ドイツ語しかなく、未調査

SSB U.S.A.(アメリカ)
1,299.00米ドル → 129,900円+送料(80ドル前後?)。
別途、関税がかかる可能性あり。

Universal Radio(アメリカ)
1,299.95米ドル → 129,950円+送料(80ドル前後?)。
別途、関税がかかる可能性あり。

AOR(日本)
136,290円(標準小売価格(税込))

アペックスラジオ(日本)
129,000円(税込・送料込)

関門ハムセンター(日本)
119,800円(税込・送料込)

《註》 上記の価格、為替レートは2009年1月上旬現在のものです。特に為替レートは日々変動しますので、必ず最新情報をご確認ください。これを利用にしたことによる一切の不都合、不利益について、当方は一切の責任を負い兼ねます。

イタリア・WoodBoxRadio社の日本向け販売価格は、687.50ユーロです。もちろん送料別で、クーリエ(DHL)で90ユーロ。合計779.50ユーロは、1ユーロ=125円換算で約97,500円となります。

円高になれば(円換算ベースの)価格は安くなりますし、円安になればその逆です。検討にあたっては為替の変動をよく注視する必要があります。

アメリカでは、SSB U.S.A.社やUniversal Radio社がヒットします。価格はいずれも、1,299米ドル(送料、関税含まず)。1米ドル=90円で116,910円、100円として129,000円です。

米ドルが対ユーロで大幅安になっていること、更に、これら米国の販売店は彼らの利益が上乗せされていることから、かなり割高です。これに送料や関税がプラスされますから、うーむ、、、

それでは、日本。 アペックスラジオは、送料+税込で129,000円と出ています。メーカー希望小売価格(136,290円)のほぼ5%引きという設定ですね。一方、関門ハムセンターは、送料+税込で、119,800円。アペックスラジオより9,200円安く、メーカー希望小売価格(136,290円)に対しては12%引きという設定になっています。

では、本場・イタリアから買うか、日本国内で買うか。

関税がどれぐらいか分かりませんが、仮に料率を買付価格の3%として、イタリアから輸入する場合、送料まで含めて概ね10万円ジャストといったところです。日本国内の販売店との差はほぼ2万円。

意外とありますね。

それぞれのケースの、メリット、デメリットを考察してみます。

(1) イタリアより購入する場合 -

《 メリット 》

安い。為替レートにより変動も、本稿の執筆時点で、価格差はおよそ2万円。

《 デメリット 》

輸送中の紛失、故障、破損、その他、予期せぬ事故による被害、損害について、すべて自己責任で対応しなければならない。

発注、支払い、アフター、その他、すべて日本語以外の言語(多くの場合、英語)による対応となる。

為替変動のリスクがある。
→ 発注時とクレジットカード決済時の為替変動で、円換算ベースの価格は上下する。安く済んだ場合はメリットになるが、その逆もあり得る。

輸送日数がかかる。
→ クーリエ(国際宅配便)でも、何だかんだと1週間程度?

送料が(日本国内での購入に比べて)高い。

輸入諸費用(関税、通関手数料)を課せられる場合がある。

コンセントの仕様(形状)は大丈夫?
→ 日本向けに日本仕様のモノを付けてもらえるのかは不明。

アフター対応(製品保証)は大丈夫?
→ 日本の販売代理店はAORだが、並行輸入品に対しても日本国内で購入したモノと同等の保証を受けられるかは不明(多分、ムリ)。その場合、海外とのやり取りになる。

(2) 日本国内で購入する場合 -

《 メリット 》

購入先は日本人なので比較的、安心。もちろん日本語で対応可。

輸送日数が短い。在庫さえあれば短時間で手に入る。

送料が安い。というか、販売価格に織り込み済のケースが多い。

輸入関税や輸入諸費用はかからない(実際は、製品価格に乗せられているのだけど)。

不具合が発生した場合のアフター対応(製品保証)が安心。
→ 販売代理店のAORが1年間保証。それ以降も、修理対応など依頼可(と思われる)。

《 デメリット 》

現在の為替水準では、イタリアに直接発注するよりおよそ2万円ほど割高。

- といったところでしょうか。

あれこれ思案の結果、少々割高ながら、これは(不具合発生時の)保険料と考えて関門ハムセンターより購入することに決めました。

まぁ、リスク覚悟で?イタリアから買ってもよかったのですが、たまたま欠品(Not available)となっていたこと、その点、関門ハムセンターは「即納」だったこともあります。やっぱり、少しでも早く欲しいですからね。(笑) 

・・・と、いろいろ調べた割には結局待ち切れなくて、「最も早く入手出来るところに決めた」というオチ。(笑)

1/5(月)、オンラインで発注完了。翌日には入金も済ませて、あとは到着を待つだけとなりました。^^

《 2009.1.5 記 》

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