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ペ ル セ ウ ス ( P E R S E U S ) S D R 受 信 機 導 入 の 個 人 的 記 録  ( 3 )

ペ  ル  セ  ウ  ス  の  製  造  原  価  考  察


■ ペルセウス(PERSEUS)SDR受信機の製造原価考察 -

  ここで、ちょっと「脱線」です。^^

  独断と偏見に基づき、ペルセウスの製造原価を「考察」してみました。

  そんなに的ハズレではないと思うのですが、もちろん、合っている保証も全くありません。(笑)

  職業柄、こういう「お遊び」が大好きです。^^


  • まず、イタリアからの日本向け直販(小売)価格は、687.50ユーロ。
     

  • 一方、日本の輸入代理店・AORは、メーカー希望小売価格を136,290円(税込)と設定。つまり、本体価格(税抜)は129,800円。
     

  • クイックでインターネットを調べた限り、(日本国内の小売店で)最安値だった「関門ハムセンター」の小売価格は、119,800円(税込)。つまり、本体価格(税抜)は114,100円。
     

  • AORがペルセウスをはじめてハムフェアに参考出展したのが、2008年8月。ユーロの対日本円推移を見ると、この頃より徐々に下落して現在の120円台に至るものの、その前、つまりAORが価格設定した(と思われる)時期までは概ね、1ユーロ160円前後で推移していたと思われる。
     

  • よって、AORのメーカー希望小売価格は現在のユーロ安水準前、つまり1ユーロ160円前後で設定された、ということになる。このベースで、税別のメーカー希望小売価格129,800円は、811.25ユーロに相当する。
     

  • AORの原価率をザックリ、55%と予測。そのベースで、仕入価格(Landed cost)は446.20ユーロとなる。
     

  • 商品のサイズを考えれば、イタリアからの輸送に(所要日数のかかる)船便を使っているとは考えにくい。そこで、イタリアからの日本向けエアを、ボリューム取りでざっとキロ当たり2.0ユーロと仮定。ザックリの計算で、輸送費や関税を含めた1個当たりの諸費用を60ユーロと推測。これにより、メーカー手取りは380ユーロ程度となる。
     

  • 一方、イタリアの小売店の利益率を55%と推測すれば、前述の通り日本向け直販(小売)価格が687.50ユーロであることから、仕入値は378.10ユーロ。これが同時に、メーカーの販売価格となる。
     

  • 双方からの試算により、メーカーの販売価格は概ね380ユーロ程度で合致する。
     

  • あとはメーカーで、この販売価格を原価率どのくらいで設定しているか、ということになるが、仮に80%とすれば、製造原価は304ユーロ。もっと良く見ている可能性が高く、80〜60%と推測するのが妥当か。
     

  • ということで、当たらずも遠からじながら、ペルセウス1台の製造原価は300ユーロ前後と見る。幅を持たせるのであれば、250〜300ユーロといったところか。開発費を総販売数いくつで割るかが解らないため難しいのだが、全世界向けに売ったとしてもせいぜい3,000個、どんなに多く見積もっても5,000個に届くか、といったところか。部品そのものの原価より開発費配賦分の割合が相当高くなりそうだが、この部分に関しては推測の域を出ない。因みに、「製品原価」イコール「部品代」ということではないので、念のため。
     

  • 以上、結論として、ペルセウス1台の(開発費配賦分も含めた)製造原価は250〜300ドル。


  以上、独断と偏見による試算でした。(笑)

  尚、これは2009年1月現在の為替水準、価格調査に基づいたものであり、その後については必ずしも当てはまらない可能性があることを付記します。

  仕事柄、モノを見るといつもこんなコトばかり考えてしまいます。

  もっとも、製造原価ばかり考えていたら、とてもモノは買えないのですが。^^;;

《 2009.1.5 記 》

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